ぶらりビール旅 Teenage Brewing編
- こぐねえ
- 6 日前
- 読了時間: 5分
ゴールデンウィークの前半、仕事終わりにぶらっと埼玉県にビール旅をしてきました。3か所ほど周ってきまして、今回は日本の醸造所の中でも注目度の高いTeenage Brewing編です。
Teenage Brewingは、埼玉県ときがわ町に2023年4月に醸造免許が交付された醸造所です。
●コンセプトをはじめ、醸造所の詳細はこちら
ずっと行ってみたかったのですが、都内の東側からだと約2時間かかるのと平日の営業時間が短いため、なかなか訪問機会をつくれずにいました(週末は仕事が空けられないので余計に行けなかった…)。
最寄り駅はJR八高線の明覚駅。以前、埼玉県の狭山市に住んでいた頃は、車で近くは通ったことがあるくらいの記憶。実際にこの辺りに立ち寄ったことはなかったと思います。
いくつかの鉄道を乗り継ぎ到着。何気にこの辺りののどかな風景は好きです。

駅から醸造所までは、ほぼ1本道。15~20分、線路に沿って歩いていくと到着します。途中には、コーヒー屋さんやパン屋さんがあるので、寄り道してみるのも楽しそうです。今回は、他にも周りたい醸造所があるので、寄り道はしないで真っすぐ目指します。

時期的に暑くもなく、寒くもなくという季節ですが、夏場は遮るものが無いので帽子とタオルは必須です。夏に訪問する方は、ビールを飲む前に熱中症にならないよう気をつけてください。

店内に入ると直ぐに、これまで販売した缶が目に入ってきます。これを見ながら飲めますね。その奥には醸造所の様子を眺めることができます。

その横にはラベルデザインのポストカードが! 奈良醸造もですが、こうしたグッズはコレクターにはたまらない。ファンであれば、発売したビール全てを集めている方いるんじゃないでしょうか。
グッズコーナーの奥には醸造室があり、状況によっては仕事をする醸造家の様子を見学しながら飲むことができそうです。

タップルーム(これくらいの規模だとレストランと言っても良いと思います)は木を基調としたデザイン。ここでは、10種類の樽生ビールや缶ビールが飲める他に、地元ときがわ町の野菜を使った日替わりプレート、週替わりカレー、ローストビーフ丼、プルドポーク、鶏のIPA唐揚げなどの料理を味わうことができます。
訪問時は日曜日の夕方前でしたが、程よく店内に人はいてビールを楽しまれていました。食事もできるので、ドライブや買い物の途中で寄る人達もいるのかも。ロードバイクに乗ってきている方もいました(缶ビールの販売もしているので購入して家で味わうことも可能)。

この日は仕事終わりに3時間近くかけて来たのでビールを味わいたい気持ちがはやります。実はこの後も醸造所を数軒周りたい計画なので慎重に選ぶことに。8番「Tontoko Boys」のアンバーサワーエールが気になりますが、酸味の効いたビールは苦手なものもあるので、最初に飲んでしまうと後が飲めなくなる可能性があり悩みます。

散々迷って選んだのは、Teenage BrewingがIPAスタイルが得意という事もあり、9番「Interplay」。ウエストコーストIPAです。
紹介文にあるようにグレープフルーツやレモンといった柑橘類や南国系フルーツを思わせるアロマとフレーバー。飲み口はスッキリ。全体としてクリアな味わいなので飲みやすく、写真を撮るのを忘れて慌てて飲みかけを取りました。そのくらいおいしかったです。

お腹も空いていたので料理も注文。この後のことも考えて、食事系ではなく、おつまみ系で鶏の唐揚げ。衣の油と鶏肉のジューシーさはIPAとの相性ばっちり。幸せな気持ちが増します!

飲んでいるうちに、「ここでずっと飲んでいるのも良いなぁ」と思って、どうしようかめちゃくちゃ悩みました。都心であれば多少のんびりしても問題がないのですが、八高線は、この時間帯は1時間に1~2本と列車の本数が少ない。1本後にすると、この後の予定が大きく変わってしまうため、予定通りタップルームを後にすることにしました。
池袋駅から約90分。場所によっては気軽に行ける場所ではありませんが、また訪れたいなと思います。とは言っても、都内近郊の方は日帰りビール旅ができる距離です。ぜひ皆さんもお出かけしてみてください。
Teenage Brewing Taproom<bekkan>
住所:埼玉県比企郡ときがわ町馬場435ー1
電話:0493-81-5308
営業時間:火〜金 11:00〜16:30(LO16:00) 土、日、祝 11:00〜20:00(LO19:30)
定休日:月