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富山旅2024 その9

  • 執筆者の写真: こぐねえ
    こぐねえ
  • 2024年5月11日
  • 読了時間: 4分

ゴールデンウィークのぶらりビール旅が先の投稿になりましたが、2月に行った富山の旅の続きです。最後の訪問地となったのは初日にいったBREWMIN’さん。


富山駅から鉄道で約1時間の氷見市にあります。


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氷見市は富山県の北西部に位置している場所。元旦に発生した能登地震の被害に遭われている家屋もところどころにありました。


今回、醸造所へ向かう前にお昼ご飯を食べに道の駅に寄りましたが、駐車場や付近の道路の一部に地割れをしているところがありました。


能登にも日本海倶楽部という醸造所があります。未だ情報が混乱していますが、能登半島は昔から一度訪れたいと思ったいる土地なので状況をみて旅をしたいです。


道の駅では海産物を中心に色んなものが販売されてました。飲食店もあって、今回は北陸の海の幸を味わいに来たのですから最後は海鮮丼をいただきます。


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豊洲市場でインバウンド向けの価格が話題になっていますけど、こちらでは普通な感じ。


この日は雨模様で寒かったのであら汁が嬉しい。カニの出汁が効いていておいしい。こういう汁物はホッとしますね。


やっぱりお刺身はぷりぷりしていて歯応えがしっかりしています。白米との相性も良く、食が進みます。


ちなみにこの後に飲みますのでここでは飲みませんでした。


腹ごしらえも終わり、BREWMIN’さんへ移動。道の駅と醸造所までは歩くと約20分なので、季節が良い時期は散歩しながら行くのもアリですね。


車だと5分。あっという間。


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この度の最終目的地、BREWMIN’さん。


BREWMIN’さんは「自分たちの住んでいるところにも『俺たちが乾杯する時はこのビールよ』と言えるビールがあったら良いな」という思いから生まれた醸造所。免許交付は2018年3月22日なので、今年で7年目になる醸造所です。


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店内はカウンター席とテーブル席。合わせて10名ちょっとの小さなバリューパブです。パブからは醸造所も見ることができます。


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この日のビールは7種類。フードもおつまみ程度のものが用意されています。


ここではBREWMIN’総曲輪で飲まなかったビールを選んで飲むことにします。


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「エンドレスです。」


ビアスタイルはIPA。ホップ由来の柑橘感とサラッとした飲み口が特徴とのこと。


うん。アロマやフレーバーが強すぎず飲みやすい。だからと言って特徴がないわけではない。ちゃんとグレープフルーツをはじめ、柑橘類を思わせるアロマとフレーバーがあって「IPAを飲んでいる」という感じを持たせてくれます。


色んなビールがある中で、こういうのがあると嬉しいんですよね。飽きがこないので。


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店内では缶ビールの販売をしています。お店にいる間、何人ものが買っていかれました(自分も新幹線の中で飲むために購入しようかと思っていたらほぼなくなってしまいました)。


まだ帰りの新幹線まで時間があるのでもう1杯いただくことに。


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「カタオモイかしら?」


こちらはカカオハスクを使用したオートミールスタウトです。カカオとロースト麦芽によるチョコレートのようなアロマが心地いいです。口当たりは、ちょっとトロっとしていてビターチョコレートを飲んでいるような感じでいただけます。


休日のまったりしたい時間を過ごしたいときのパートナーとして合うビールです。


BREWMIN'さんは、小さなブリューパブですが、来店中は地元の方や観光客が途切れることなく訪れていました。カフェのような感覚で立ち寄る憩いの場として根付いているのかな。聞こえてくる会話が良いBGMになりました。


と、ここでタイムアップ。帰りの新幹線に乗り遅れないよう富山駅に向かいます。帰りの車内ではリスナーさんにご協力してもらい富山旅の感想を収録。その模様はPodcast番組「ビールに恋するRadio」で配信しています。ぜひ、聞いてみてください。



富山の駅ではお土産を購入。車内ではPodcastの編集作業をしながら帰途につきました。


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今回の富山旅を通じて、小規模醸造所の在り方を感じる良い機会になりました。当然ですが、都市部と地方都市では魅せ方が異なります。小規模醸造所という括り方だけでは成り立たないレベルまで発展してきていると思いました。


以前より小規模醸造所は、「町中華や地域のパン屋さんのようになっていく」と話していています。それも町にあるだけではなく、地域ごとの特色が出始めていると感じました。


人口が少ない地域で価格帯の高く、馴染みの少ないビールの味を定着させていくのか。


ケルシュやアルト、ラオホのようにドイツの各地域で愛される「俺たちのビール」、ラーメンで言うと札幌の味噌ラーメン、東京の醤油ラーメン、福岡のとんこつラーメンのように地域の特色を築き上げていけることが定着のポイントになるのではと思います。


この先、どんな風に富山の醸造所が特色を出していくのか。楽しみに見守っていきたいと思います。


はい。すべて公開するまで2ヶ月ちょっとかかってしまいました富山旅。これで終了です。最後にスケジューリングをして、各所まで運転してくださったリスナーさんに心より感謝申し上げます。


BREWMIN' DATA


住所:富山県氷見市比美町24-10

営業時間:金曜日 18:00-21:30(L.O.21:00) 土曜日 11:30-14:30(L.O.14:00) 18:00-21:30(L.O.21:00) 日曜日・祝祭日 11:30-14:30(L.O.14:00)

定休日:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日




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