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富山旅2024 その5

  • 執筆者の写真: こぐねえ
    こぐねえ
  • 2024年3月25日
  • 読了時間: 3分

高岡市のLatticework brewingを後にして、次に向かったのは初体験のウイスキー蒸留所。映画「駒田蒸留所へようこそ」のモデルになった三郎丸蒸留所さんです。


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おぉ、映画でみた光景!

これだけで感動🥹


ビール醸造所の見学や取材は数多くありますが、ウイスキー蒸留所は初めて。めちゃくちゃワクワクします。


三郎丸蒸留所さんは、富山県砺波市にある若鶴酒造が運営している蒸留所です。戦後の米不足で日本酒づくりが難しかった中、1952年からウイスキーを造っています。


2019年には鋳物製ポットスチルである「ZEMON」を開発して導入。特許を取得するなどして世界からも注目を集める蒸留所です。

 

しっかりとしたスモーキーな原酒造りをポリシーとされていて、今はスコットランドのアイラ島のピート(泥炭)を炊いた麦芽を使用することで、より一層スモーキーさと味わいに深みのあるウイスキー造りをされています。


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この光景も見たことある!

映画では大きなトラブルに見舞われる場所。見た瞬間、涙が出てきました😢


三郎丸蒸留所さんでは、無料と有料の見学をしています。今回はリスナーさんが案内してくれるので無料の見学をします。


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蒸留所の1階は麦芽の蒸留設備や貯蔵庫、樽を置くスペース。「たくさんあるなぁ」と思っていたら、以前よりも少なくなっているそう。今は他の場所で熟成しているので、ここに置くのは少なくなっているようです。


ウイスキーは麦汁を造る工程までビールの醸造方法と似ているので、糖化する設備は馴染みがあります。三郎丸蒸留所さんでは2階から設備を見ることができるので2階に上がってみます。


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この日は仕込みをしている日だったようで糖化工程を見ることができました。部屋は麦汁の甘い香りが。慣れ親しんだ香りにホッとします。


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こちらが蒸留設備。


長濱浪漫ビールさんで遠目から見たことはありましたが、ここまで近くで見るのははじめて。聞くところによると3Dプリンターで小型模型を作って実際の設備を製造したそうで、ビールの世界では聞いたことがなかったので新鮮でした。今後、ビールの世界でも出てくるのかな。


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発酵タンクは床にガラスを張って上から見ることができる形。日常で発酵を見ることがないので、お酒造りに興味がある人からすれば良い機会になりますね。


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今回の見学で1番驚いたのが木桶発酵。これは日本酒も造っているからこその発想なんでしょうか?


個人的に他のお酒造りの要素を組み込むのはワクワクします。


ちなみに乳酸菌飲料っぽい香りがしてヨーグルト好きな自分としては心地よかったです。


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2階は展示スペースにもなっています。若駒酒造さんの歴史、三郎丸蒸留所さんの歴史、そして、ウイスキーの原料や造り方を知ることができます。


ビール醸造所では見慣れた光景も違うお酒になると違う景色に見えます。置いてある展示物を見て、「ビール工場の見学にこういうのがあると良いなぁ」と思うものがいくつかありました。機会があれば、醸造所の方に伝えてみようと思います。


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工場見学の後といえば試飲タイム!


三郎丸蒸留所さんでは「飲み比べお猪口ガチャ」のコインを購入して試飲します。


ビールでもグラスガチャあると面白いなぁ。


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試飲はウイスキーだけではなく、日本酒やスピリッツもできます。この後、まだまだ予定がありますので、ここでは舐める程度に数杯。レストランもあるので、次回はゆっくり食事をしながらいただきたい!


ということで、映画の舞台にもなった三郎丸蒸留所さんを見ることができました。やっぱり他やお酒を見ることは勉強になりますね。ビール以外も少しずつ学んで、色んな角度から伝えられるようになりたいですね。


さぁ、それでは次の訪問地へ移動です。


その6は続く


三郎丸蒸留所 Data


住所:〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208

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