日本のクラフトビール文化が進化する!YONA YONA TOKYO BREWERY完全ガイド
- こぐねえ

- 23 時間前
- 読了時間: 8分
2026年3月30日(月)、東京・品川に、大注目のブルワリーが誕生します。その名は「YONA YONA TOKYO BREWERY(以下、よなよな東京ブルワリー)」。ここは、長野県軽井沢町に本拠を置くヤッホーブルーイング初の「東京都内の醸造所」になります。
「よなよな東京ブルワリー」は、単なる飲食店の開業に留まりません。2025年9月から段階的なリニューアルを進めてきた複合施設「品川インターシティ」のグランドオープンに合わせ、日鉄興和不動産、ヤッホーブルーイング、ワンダーテーブルの3社が強固なパートナーシップを結んだ点にあります。製造のプロ(ヤッホーブルーイング)と接客・運営のプロ(ワンダーテーブル)がタッグを組み、醸造と飲食サービスという価値を融合させることで、品川を「通勤の経由地」から「目的地」へと変貌させる、都市開発の核としての役割を担っています。
今回は、醸造タンクのぬくもり、立ちのぼるホップの芳醇な香り、そして注ぎたてのグラスが放つビールの輝きと、「五感で体験するもの」へと進化を遂げる、「よなよな東京ブルワリー」をレポートします。
日本最大級のスケールがもたらす顧客体験の変革
品川の地を選んだのは、東京でビール醸造をする店舗運営を考えていたワンダーテーブルが、品川インターシティの開発をしている日鉄興和不動産から声をかけられたのがきっかけ。2013年からヤッホーブルーイングと協業してきたこともあり、一緒にやることになりました。
品川インターシティのリニューアル完了に合わせてオープンする「よなよな東京ブルワリー」は、駅直結のブルワリーレストランとして日本最大級(約200席)の規模を誇ります。圧巻なのは、店内に張り巡らされた30種以上のタップ(ビールの注ぎ口)。東京でこれほどまでのスケールでクラフトビールに浸れる場所は、他になかなかありません。

店内に入ると、すぐにグッズ売り場。そして、反対側には「360度アイランドバー」のあるカウンターが目に飛び込んできます。グッズは、Tシャツやパーカーといったアパレルからビールグラスや缶ビールまでヤッホーブルーイングのファンなら絶対買いたくなる商品が展開。いや、ファンでなくても買いたくなるデザインのグッズばかりなので、帰る時に立ち寄ってしまうことでしょう。

席数は約200席なので、「混雑時はビールの提供が遅くなるのでは?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。でも、安心ください。数多くのタップからビールが注がれる光景は、視覚的なインパクトだけでなく、大人数の来客にも迅速に対応する機能を果たします。タップを見てみると「よなよなエール」「インドの青鬼」など、人気のレギュラービールは、複数のタップにつながれていました。
入口だけでもヤッホーブルーイングの世界観に、どっぷり浸かれる感じです。

ここでしか味わえない「究極のできたて」ビールを絶品料理ととも楽しむ
ビールは、常時10種類以上を提供予定。「よなよなエール」「インドの青鬼」「水曜日のネコ」といった定番ビールはもちろん、ここでしか味わうことはできないオリジナルビールも提供されます。
ここからは、オリジナルビールについて触れていきます。
Gate One(ゲートワン)
フラッグシップビール。ビアスタイルは「West Coast Pilsner」で、ヤッホーブルーイング初の年間醸造ラガービールです(ヤッホーブルーイングは、ほとんどエールビールなのでラガービールは珍しい)。
コンセプトは、仕事終わりの乾いた喉を潤す、1杯目にぴったりのビール。キレのあるすっきりした味わいと柑橘系の華やかな香りが魅力です。名前は、「クラフトビールへの入り口(Gate)になってほしい」という願いが込められています。

Sakura Knot(サクラノット)
「JAPAN EDGE」シリーズ第1弾。品川の桜をイメージして、桜の葉、ハイビスカス、シナモンを使用したジャパニーズペイストリーエール。「春の訪れを感じる繊細な風味が絶品です」との事。

Fruit Quartet Hazy(フルーツカルテットヘイジー)
「TOKYO POP」シリーズ第1弾。レッドカラント、ブラッドピーチ、ブラックベリー、パッションフルーツの4種果実に加え、バニラや白玉粉まで使用した、驚くほどフルーティーでとろみのある1杯。

そして、ビールフレンドリーとして味わえる料理も充実しています。
岩手県産「菜彩鶏」のローストチキン
「YONA YONA BEER WORKS」と言えばこれ。驚くほどジューシーな肉質が特徴。「よなよなエール」と合わせると、モルトの甘みと鶏の芳醇な旨みが溶け合います。
千葉県産「白姫豚」の自家製クラフトソーセージ
千葉県産の「白姫豚」を使用して、その繊細な肉質と上品な脂の甘味を最大限に活かすため店内で腸詰めまで行うこだわりの逸品。繊細な脂の甘みが「Gate One」のホップの香りを引き立ててくれるとの事。
1本150gあり、かなりボリューミー。噛むと溢れる肉汁は幸福度を高めてくれます。
森のヤッホーサラダ
彩り豊かな新鮮野菜の上に、旨みを凝縮したきのことベーコンのガーリックバターソテーをたっぷり重ねたサラダ。
個人的には、揚げた野菜のパリパリ感が絶妙で、これだけでメインになるつまみ。ガーリックバターの油っぽさが良い感じでドレッシングの役割を担っていて「Gate One」はもちろん、「インドの青鬼」との相性も良さそう。

この他にもランチ限定の「自家製ホットドッグ」や、大人数でシェアできる生姜焼きなどの「宴ディッシュ」などシーンに合わせた楽しみも充実しています。
ただ飲むだけでは終わらない、多角的な体験
「よなよな東京ブルワリー」では、ビールや料理以外にも週1回稼働するDJによるライブや忙しいワーカーには、3つのテイクアウト専用タップから持ち帰ることができるなど空間の魅力と利便性が魅力です。
しかし、魅力はそれだけに留まりません。
学びと発見のイベントとして「大人の醸造場見学ツアー(4月6日より予約開始)」やセミナーイベント「よなよなエール大学 クラフトビール入門 5種飲み比べ講座」を開催します。
「大人の醸造所見学ツアー」では、 醸造エリアに潜入し、実際にビールが醸造される現場から原料やビール造り工程を学べる他、タンクから出したばかりの「蔵出しビール」を試飲できます。

大人の醸造所見学ツアー
日程:4月26日、5月10日、5月24日の日曜(各回60分)
時間:11:40~ / 14:40~(各回60分。10分前より受付)
定員:各回15名
価格:3,520円(税込)
よなよなエール大学 クラフトビール入門 5種飲み比べ講座
日程:4月22日、5月27日の水曜(18:30~19:30)
場所:品川インターシティ A棟 B1F アトリウム
定員:12名
価格:2,750円(税込)
プレス発表会では、日鉄興和不動産の和田光央さん、ワンダーテーブルの河野博明さん、ヤッホーブルーイングの井手直行さんは、「よなよな東京ブルワリー」の場を通して、様々なイベントを企画して、クラフトビールを体感して品川を盛り上げていきたい話をされていました。特に井手さんは、やってみたい事がたくさんあるようで、「数年後、どんな形が実現できているかわからない」と興奮気味に話していました。

「よなよな東京ブルワリー」は、単なる飲食店ではなく、多様な人々が交差し、語り合い、未来を醸成していくためのコミュニティ場となっていくのではないでしょうか。
「未来、ただいま醸造中。」というコンセプトは、どのような影響を進化を続ける品川の街に与えるのか。発酵を経て、数年後には形として表れるでしょう。その時が楽しみです。
YONA YONA TOKYO BREWERY 施設概要
住所:東京都港区港南二丁目15番2号 品川インターシティ A棟部B1F
アクセス:JR品川駅 港南口直結(ペデストリアンデッキ経由 徒歩6分)
席数:197席(内、カウンター33席)
年間製造量:66kL(予定)
事業主体:株式会社ヤッホーブルーイング × 株式会社ワンダーテーブル(協力:日鉄興和不動産)
開業日:2026年3月30日(月)
営業時間 平日:11:30~15:00 / 17:00~23:00、土日祝:11:30~23:00
※支払いはキャッシュレス決済のみ



コメント