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富士の恵みが詰まった「富士山ホップ」解禁!地元ブルワリーが醸す極上のフレッシュホップビール

執筆者の写真: こぐねえ
こぐねえ
45 分前
読了時間: 5分

秋の深まりとともに、ビールファンにとって待ちに待った「フレッシュホップ」の季節がやってきました。収穫したての生ホップならではの、みずみずしく華やかな香りは、この時期にしか味わえない特別なごちそうです。


今回は、日本一の山・富士山の麓で育まれる「富士山ホップ」と、それを育む「富士北麓ホップ生産者組合」の挑戦、そして2026年に収穫されたフレッシュホップを使って造られた注目の限定ビール2種についてご紹介します。


富士山ホップとは? 標高700mを超える澄んだ大地で育つ高品質ホップ


「富士山ホップ」とは、富士山の麓、標高700m以上という恵まれた高地にある圃場で栽培されるホップのことです。


「富士北麓ホップ生産者組合」が定めた厳しい栽培管理基準のもとで丁寧に育てられており、日本一の富士山がもたらす豊かな自然環境、澄んだ空気、そして昼夜の寒暖差によって、香り・苦味ともにしっかりとした非常に高品質なホップが生み出されています。



富士山ホップを使用して醸造し、組合から承認を受けたビールには、パッケージやラベルに「富士山ホップ使用」の旨を表示することができます。一粒一粒に富士の恵みが凝縮されたホップは、ビールに特別な命を吹き込んでいます。


富士北麓ホップ生産者組合について 〜歩みと地域に根ざした取り組み〜


富士山ホップを支えているのが「富士北麓ホップ生産者組合」です。組合の歩みは着実に、そして情熱を持って進められてきました。ここで歴史を振り返ります。


  • 2020年:ホップの試験栽培を開始

  • 2021年:地元の志高いホップ生産者6名によって「富士北麓ホップ生産者組合」を設立

  • 2022年:本格的な栽培をスタート

  • 2024年:ホップの本格的な販売を開始

  • 2025年:摘果機を導入し、作業効率と品質を高めることで他県への出荷・販売を開始


さらに、組合の取り組みはビールの原料提供にとどまりません。ホップを使った加工品としてこれまでに「ホップビスケット」や「ホップ餃子」といったユニークな商品を開発・商品化してきました。


また、富士北麓地域の伝統産業である「織物」とホップを組み合わせた「富士山ホップ染」の試作を進めるなど、農業・工業・地域文化を結びつけた持続可能な地域活性化にも意欲的に取り組んでいます。


富士北麓ホップ生産者組合が目指しているもの


富士北麓ホップ生産者組合が目指しているのは、単に高品質なホップを生産・販売することだけではありません。


1. 富士山ブランドとしての「地域に愛されるクラフトビール文化」の醸成


地元・山梨のブルワリーをはじめ、全国の醸造家と手を携えながら、富士山の自然の恵みを象徴するような新しいビール文化を築くことを目指しています。


2. 農業と地域産業の連動による地方創生


ホップ栽培を通じた農業振興だけでなく、加工品開発や伝統織物とのコラボレーション(ホップ染め)など、多角的な展開によって地域経済や文化の発展に寄与することを目指しています。


3. 栽培技術の向上と安定供給


摘果機の導入をはじめとする効率化と品質管理を徹底し、全国のブルワリーへ安定して高品質な「富士山ホップ」を届ける体制を整える環境を整備しています。


2026年収穫!「富士山ホップ」を使用した2つのフレッシュホップビール


2026年に収穫されたフレッシュな富士山ホップを使用し、地元の2つのブルワリーが特別なビールを醸造しました。


1. BRIGHT BLUE BREWING『おれっちのフレッシュホップ 2026カイコガネ』


山梨県富士吉田市に構える「BRIGHT BLUE BREWING」が届けるのは、日本生まれの希少なホップ品種「カイコガネ」のフレッシュホップを使用したペールエールです。


とれたての「カイコガネ」が放つフレッシュなグリーンな香り。口に含むと、しっかりとした麦の甘味とホップの青臭さがほんのりあり、後味にシャープな苦味が感じられます。


地元の風土とブルワーのこだわりが詰まった、まさに「俺たち」の誇りを感じられるフレッシュホップビールです。


ホップが主張し過ぎず、全体のバランスが整ったドリンカビリティな1杯。
ホップが主張し過ぎず、全体のバランスが整ったドリンカビリティな1杯。

2. 富士桜高原麦酒『Hopfen-Sauer ~Fresh Hop 2026~』


山梨県富士河口湖町の名門「富士桜高原麦酒」が挑んだのは、カスケードのフレッシュホップを使ったサワーエールスタイルです。


醸造長の古屋和彦さんと醸造士の有田耕典さんらの手によって醸されたこのビールは、フレッシュホップの圧倒的な香りの特徴と魅力を最大限に引き出したジャーマンサワーエール。です。


サワーエール特有の心地よい酸味と、収穫したての富士山ホップがもたらすフレッシュで爽快な香りが絶妙なハーモニーを奏でます。伝統技術とフレッシュホップの出会いが生み出す、深みのある味わいを堪能できる1杯です。


意外にも酸味とフレッシュな苦味が合う。新感覚のサワーエールでした。
意外にも酸味とフレッシュな苦味が合う。新感覚のサワーエールでした。

2026年11月1日(日)まで六本木のBrasserie Va-tout(ブラッセリー・ヴァトゥ)では、BRIGHT BLUE BREWING『おれっちのフレッシュホップ 2026カイコガネ』、富士桜高原麦酒『Hopfen-Sauer ~Fresh Hop 2026~』が味わえるほか、2社の限定ビールも複数提供されます。


富士山の豊かな恵みと、生産者・醸造家の熱い情熱が結実した「富士山ホップ」を使用したフレッシュホップビール。 グラスに注がれた瞬間に広がるフレッシュな香りは、秋の訪れを五感で感じさせてくれます。


今しか味わえない特別な一杯を通じて、富士の麓で広がるクラフトビールの未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?




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