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ぶらりビール旅〈カーブドッチワイナリー&ブルーイング編〉その1 ヴィネスパの巻

  • 執筆者の写真: こぐねえ
    こぐねえ
  • 2024年9月25日
  • 読了時間: 5分

地方のブルワリーを巡ろうとすると、短期間に何ヶ所も周ろうとしてしまいます。それはそれで良いのですが、たまにはどっしりと腰を据えて1ヶ所でゆっくり過ごすのも良いなと思ったのが夏前。


コロナ禍で温泉にも行けていないし、温泉とビールを楽しめる場所へ旅をしようと計画をはじめました。


久しぶりに城山観光ホテルに宿泊して城山ビールを味わうか。それとも志賀高原ビールを飲みに湯田中・渋温泉に行くか。


色々、考える中でお酒コミュニティ「サカラバ」を一緒に運営しているソムリエのあゆさんから聞いた新潟のカーブドッチワイナリーのことを思い出しました。


こちらは敷地内にワイナリーや宿泊施設、温泉などがあり、ゆっくり過ごすにはもってこいの場所です。そして、ウェブサイトを見てみるとブルワリーもあるではないですか!恥ずかしながらカーブドッチブルワリーの存在は全く知らなく、調べてみると2002年からビールを造っている!当時は薪小屋ビールのブランド名でスタートして、2023年にリブランディングを行いカーブドッチブルーイングに変更しています。


ゆっくり過ごすにはピッタリということで、2泊3日で行ってきましたので何回かに分けてカーブドッチ編を書いていきます(今度は頑張って早く仕上げるよ)


第1回は、初日に宿泊したヴィネスパを紹介します。


ここは宿泊施設が2つありまして、初日に泊まったのは温泉施設が併設しているヴィネスパ。こちらはU字型の建物になっていて、館内の至る所に本棚が設置してあって施設を利用しながら読書が楽しめるようになっています。気に入った本は購入することもできます。ジャンルも色々あるので、眺めながらぶらぶら歩くのも楽しいです。



チェックインをするとウェルカムドリンクがいただけました。ワイン、ビール、ソフトドリンクと豊富な種類から選べます。


ワイナリーに来たのでワインをいただこうかと思いましたが、ディナーにワインを飲むのでビールをチョイス。この時は、カフェカウンターではペールエール。バーカウンターではブドウの皮を漬け込んだ瓶内二次発酵ビールが飲めました。


ペールエールは色合いはブラウン系ではなくイエロー系。オレンジピールを漬け込んでいるそうで、ホップ由来の柑橘類の香りの他にオレンジピールの渋く苦い香りを感じることができました。飲んでみてもしっかりした柑橘類を思わせる苦味が気分をリフレッシュしてくれます。これは日中、外で飲みたくなるビールです。



こちらは、ワインの皮を漬け込んで瓶内2次発酵させたビール。オレンジワインっぽさとセゾンが合わさった感じ。とても飲みやすく食中酒としていいですね。


結婚式のウェルカムドリンクとしても良いなぁ。



ディナータイムまで少し時間があったので部屋で一休み。ヴィネスパの部屋は和室。館内の雰囲気とガラッと変わって部屋に入ると旅館の雰囲気になります。余談ですが、普段はベッドで寝ているので布団で寝るは久しぶり。畳の部屋で過ごすのも実家以来なので新鮮な気持ちになります。



部屋の窓からはブドウ畑が見えました。時期的に収穫はほとんど終わっていましたが、ワイン用のブドウ畑を見るのは初めてだったのでこれだでもテンションが上がりました。



部屋にはホテルにあるような備品が一通り揃っています。ちょっと変わっているのはワイナリーらしくオープナーが置いてあること。売店で購入したワインを部屋で楽しめる配慮がされているのは嬉しいですね。



入口近くの売店。ワイン、ビールの他にカーブドッチのグッズが販売されています。配送もしているので荷物が増えないのはありがたいです。



こちらはカフェカウンターやレストランがある側の2階エリア。こんな感じにエリアごとに本のジャンルが分かれています。



同じエリアの奥にはソファータイプのスペース。宿泊者は館内着で過ごすことができるのでゆったりとした格好でのんびりと好きな本(スマホを弄っていてもOK)を読みながら過ごせます。このエリアで過ごすのが一番良かったなぁ。



吹き抜けになっているので開放感もあります。こういう感じの宿泊施設に来たことがなかったので新鮮!



ここはレストラン側と温泉施設側をつなぐエリア。外や中庭を眺めながら過ごすことができる空間です。



こっちは温泉施設があるエリア。画像の真ん中のカウンターで受付をしてから入ります。奥にはエステやマッサージが受けられるエリアがあります。


ここのエリアはカフェみたいな感じのテーブルと椅子・ソファー。入浴後に一休みしながら会話を楽しむのも良い感じの場所です。



温泉施設側の2階エリア。テーブル席にはコンセントなど充電設備があるので作業をするのにぴったりなスペース。後ろの本棚の一部は座れるスペースがあるので本と一緒になれる没入感が味わえます。はじめに行った時、スペースに入り込んで本を読まれている方がいてめちゃくちゃビックリしました😅



深夜でも解放されているので、いつも寝ている時間に読書なんていうのも非日常感があって良いですね。売店でビールを買っておけば、お気に入りの場所で好きな本を読みながら飲むことも可能です(ただし、栓抜きとグラスは必要)。ちなみにこのブログは深夜に書いています(売店の営業時間過ぎてしまったのでビールは無し)。広い空間を1人で使えるのは気持ち良かったです。


宿泊しない人でも立ち寄って過ごすことは可能なので、温泉に入って休憩するのに使うのもアリですね。


と、今回はここまで。次回は初日のディナー編です。絶品料理にワインをペアリングしていきます。



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