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SPRING VALLEYが3/4からリブランディング。ロゴやパッケージが変わります!

  • 執筆者の写真: こぐねえ
    こぐねえ
  • 1月22日
  • 読了時間: 3分

キリンビールのクラフトビールブランド「SPRING VALLEY」が発売以来、初めてとなる大規模なリブランディングを行います。


今回のリブランディングでは、コンセプトをはじめとしたロゴ・パッケージ・商品名称を刷新して、2025年3月4日より新たにクラフトブルワリーのブランド「SPRING VALLEY BREWERY」としてスタートします。


※今回、中味の変更はありません。


〈コンセプト〉

泉の谷のようにビールカルチャーが湧き上がるブルワリー。

〈ロゴ〉

ブランド名の由来「泉の谷」をモチーフに、挑戦から生まれる新たなビールカルチャーが湧き上がる様を表現し、自由で開放的な世界の始まりを直感的に感じさせるデザインです。

〈パッケージ〉

「新しいビールのおいしさ/楽しみ方」「クラフトビールならではの品質の高さ」を両立したデザインです。側面にブルワリーストーリーと各商品の香味特長を印象的に配しました。



思うような展開ができていなかったと、昨年の「CRAFT BEER JAPAN HOP FESTIVAL2024」のプレス発表会で話があったので、何かしらのテコ入れはあるだろうなと思っていました。ブランド名自体は2015年に横浜と代官山でスタートした時と同じ「SPRING VALLEY BREWERY」に戻りましたね。


正直に言うと根気強く育てられていないと感じています。思うような結果が得られていない場合、修正することは当然だと思いますが、ネーミングやロゴは、ブランドを示す大事なものです。それを数年でコロコロ変えてしまうのは、迷走している印象が残ります。しょっちゅう変更していては、「SPRING VALLEY BREWERY」というブランドが何を目指して、何を伝えたいのかがわかりにくいです。


挑戦から生まれる新たなビールカルチャーが湧き上がる様を表現し、自由で開放的な世界の始まりとあるように、多様なビールの世界観を「SPRING VALLEY BREWERY」ブランドを通じて伝えたいのだと思います。これ自体は2015年から言ってきていることですし、代官山や京都の醸造所ではクリエイティブなビールが造られて楽しまれています。


私はカルチャーは、時間をかけて構築されていくものだと思っています。決してキリンビールが「SPRING VALLEY BREWERY」を通してビールがもつ多様性を表現できていないとは思いません。むしろビールに関心が薄い層にアプローチしてくれたと感じています。


伝わり浸透していくには時間が必要です。商売ですから売れないものに時間とお金をかけられないのも理解できます。しかし、何かを育てようというなら時間とお金を投資することは必要です。10年やってきたからこそ得たものもあるはず。キリンビールさんには、「SPRING VALLEY BREWERY」ブランドをじっくりと熟成させていってほしいと思います。


大手ビールメーカーだからこそできるビールの多様性を伝え方と広め方。「SPRING VALLEY BREWERY」ブランドが担う役割は大きいです。だからこそ腰を据えてじっくり育ててほしいです。


これからも「SPRING VALLEY BREWERY」がみせてくれる世界に注目していきたいと思います。


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